お知らせ

チッタスロー気仙沼スタディツアー「かるたプロジェクト」報告その2

共愛学園前橋国際大学の地域活性化演習「スローシティ」を学ぶ大学生1年~4年の13名が気仙沼スタディツアーに参加しました。今回は、
・かるた班(気仙沼市のスローシティに関するかるたの作成)
・幸せ調査班(気仙沼市の人々が感じる「幸せ」についてのインタビュー調査)
に分かれてフィールドワークを行い、海と山が共存する気仙沼市のスローを学んできました✨
気仙沼市の伝統的な食や文化、風景に出会うことができ、とても貴重な体験となりました。
また、復旧途中の施設や仮設住宅など震災の名残をこの目で見て、復興の現状について改めて考えるきっかけにもなりました。

以下では、「イチオシ」のかるたを紹介します。

〇イチオシの1枚! 遊び咲く 人と町との 関係案内所 

〇イチオシの1枚! ぼんやりと 船を眺めて 窓の外

神明崎ふくふくは気仙沼・神明崎に誕生した喫茶と文化拠点です。港町の歴史や信仰が息づく場所で、地域文化とコミュニティの再背を目指すプロジェクトとして運営されています。私たちが浮見堂を調査していた際に偶然、「神明   崎・ふくふく」を見つけました。ゆっくりと食事や会話を楽しみながら海を眺めることができる空間にとてもスローを感じることができました。

〇イチオシの1枚! 夢の庭 触れて遊んで あそびーばー

私たちは、8月20日に気仙沼市本吉(もとよし)町の地域の集落にある施設「気仙沼あそびーばー」に訪れました!
気仙沼あそびーばーは東日本大震災のあと、心に大きな傷を負った子どもたちが、遊びを通して元気を取り戻せるようにと、2011年4月にオープンしました。ここでは手作りのアスレチックで遊んだり、地域の人達から寄付された玩具で遊んだりすることができます。

こどもたちがのびのびと遊び、成長できるプレーパークであることから、スローシティ項目4-4「いなか暮らしの質向上」に当てはまります。また、こども食堂も開かれており、そうした活動が項目5-8「スローシティのテーマに関わる団体の積極的な参加」に当てはまると考えました。

最近ではゲーム機やスマートフォンの普及により、子どもたちが思い切り外で遊ぶ機会が減っています。そうしたなかで、気仙沼あそびーばーのような遊び場があることを知り、とても貴重な経験になりました。さらに、ここには年齢制限がなく、大人も子どもも一緒に交流できる点が魅力的です。私たちも実際にコマで遊びました。小学生の時に戻ったような気がして、懐かしさと同時にあの頃の楽しさを思い出しました。小学生の頃のように外で走って、みんなで遊ぶことがほとんどなくなってしまった私たちのような人はたくさんいると思います。だからこそ気仙沼あそびーばーのような子供のころのように戻れる施設は必要なのではないかと思いました。
私たちは今回のフィールドワークを通して、子どもも大人も思い切り遊べる環境を前橋市の街でも実現できれば、地域の活性化やまちづくりにもつながるのではないかと思いました。

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